観光立国の実現

明日の日本を支える観光ビジョンー世界が訪れたくなる日本へー

視点1.観光資源の魅力を極め、「地方創生」の礎に

① 公的施設  「魅力ある公的施設」を、ひろく国民、そして世界に開放

② 文化財    「文化財」を、「保存優先」から観光客目線での「理解促進」、そして「活用」へ

③ 国立公園  「国立公園」を、世界水準の「ナショナルパーク」へ

④ 景観     おもな観光地で「景観計画」をつくり、美しい街並みへ

視点2.観光産業を革新し、国際競争力を高め、我が国の基幹産業に

⑤ 観光産業   古い規制を見直し、生産性を大切にする観光産業へ

⑥ 市場開拓   あたらしい市場を開拓し、長期滞在と消費拡大を同時に実現

⑦ 観光地経営 疲弊した温泉街や地方都市を、未来発想の経営で再生・活性化

視点3.すべての旅行者が、ストレスなく快適に観光を満喫できる環境に

⑧ 滞在環境  ソフトインフラを飛躍的に改善し、世界一快適な滞在を実現

⑨ 地方交流  「地方創生回廊」を完備し、全国どこへでも快適な旅行を実現

⑩ 休暇     「働きかた」と「休みかた」を改革し、躍動感あふれる社会を実現

観光ビジョン実現プログラム2019

政府は6月14日、観光施策に関する今後1年の行動計画「観光ビジョン実現プログラム2019」を観光立国推進閣僚会議で決定した。

今後1年を目途とした行動計画である本プログラムでは、「外国人が楽しめる環境整備」「外国人が喜ぶ観光コンテンツの充実」「日本政府観光局と地域の適切な役割分担と連携強化」「出入国の円滑化」を4つの柱に据え、外国人の地方への誘客や消費拡大に取り組んでいく。

観光ビジョン実現プログラム2019

概要

観光白書

観光庁は2018年6月5日、平成30年版観光白書を発表し、「平成29年度観光の動向状況」や「平成30年度に講じようとする施策」等を報告した。

平成30年度 観光白書

訪日外国人旅行者数

2018年 3119万1900人

2018年の訪日外国人旅行者数は前年比8.7%増の3119万1900人となり、過去最高を更新した。

国・地域別では中国がトップで838万100人(13.9%増)、次いで韓国が753万9000人(5.6%増)、台湾が475万7300人(4.2%増)、香港が220万7900人(1.1%減)となり、東アジアからの訪日客が全体の約7割を占める結果となった。主要20市場のうち香港を除く19市場で年間過去最高を記録した。

訪日外国人消費総額

2018年 4兆5064億円

訪日外国人(一般客)1人当たり旅行支出 15万3千円

旅行・観光競争力ランキング

アジア首位 世界4位

世界経済フォーラムが2年ごとに140の国と地域を対象に政策、環境、交通インフラ等14項目、70以上の指標で調査し発表している「旅行・観光競争力ランキング」で、日本は2019年、世界で4位となり、前回2017年と同順位を維持した。

「国際的な開放度」「陸上・港湾のインフラ」「文化資源・ビジネス旅行」が高く評価された。

旅行・観光競争力ランキング 2019

1位  スペイン

2位  フランス

3位  ドイツ

4位  日本

5位  アメリカ

6位  イギリス

7位  オーストラリア

8位  イタリア

9位  カナダ

10位 スイス

観光産業における経済波及効果

旅行消費額  2015年 25.5兆円

雇用誘発効果 231万人(波及効果を含めた雇用誘発効果:440万人)

出典:観光庁 2015年における旅行消費による経済効果